旅行とペットホテル活用

アジア旅行者
 

賃貸物件でペットを飼っている場合、長く家を離れるのは気が気ではありません。
慣れてくると、3日くらいそのままにしている人もいますが、できればペットホテル活用を考えてみてください。
賃貸物件でペットを飼う人が増えてきたことで、ペットホテルの数も増えてきています。
数が増えたからこそ、サービスが良いところと悪いところの差が目立ってきているのも確かです。
ここではペットホテルの活用についてまとめます。

 

★ペットホテルとは?

ペットホテルは年々増えてきています。
これは一軒家に住む人が減ってきており、特に都市部に行けばマンションが当たり前となっているためです。
自宅であればペットが何をしてもあまり気にしないのでしょうが、賃貸物件では隣や上下に迷惑をかけることもあるでしょう。
ペット可賃貸に住んでいる人が、旅行や出張に行く際に良く利用するのがペットホテルです。

 

★ペットホテルのサービス

数が増えているからこそ、サービス内容での差別化を図ろうとしているペットホテルが多くなりました。
サービス内容が良くなり、価格競争も起きていますので飼い主としては安心ですよね。
ただペットを預かるだけではなく、日常とは違う環境の中でストレスを溜めないように考えられており、場所によってはトリミングなどのサービスが付いているところがあります。
無理に預けなくてもいいと思われていた昔に比べると、月に1回はあえて預けるようにしている人もいるほどです。
安心して預けることができるからこそ、旅行も思いっきり楽しめるようになりますよね。

 

★ペットホテルの費用

ペットホテルの費用は、大体人間の半分くらいを想定しておけばいいです。
例えば都心であれば2万円がホテルの相場であれば、1万円くらいになりますし、安いところであれば3000円くらいのところもあります。
またサービス内容によっても費用は変わりますので、かけるお金に無理をする必要はありませんが、できるだけサービスがしっかりしているところを選んであげてください。
事前に準備するものとして、食べなれている食事の依頼をされることがあります。
ストレスを与えないことが重要ですから、準備は怠らないようにしておきましょう。

バード飼育・共同生活

green parrot in a cage
 

ペットを賃貸物件で飼う場合は、必ずペット可賃貸を選ぶようにしましょう。
ペット可でない賃貸物件でペットを飼うとトラブルが起きやすく、契約違反となり違約金が発生することもあります。
また小さいからと言ってペットじゃない考えも危険です。鳥を飼う場合もペット可賃貸でなければいけません。
賃貸物件を選ぶ際に、自分のペットを飼ってよいのか事前に確認しておきましょう。
ここでは、バード飼育・共同生活の方法について説明します。

 

★ペット可賃貸で鳥を飼う

ペット可賃貸の条件を探していると、大抵は犬か猫を想定されているのですが、鳥も同じようにペット可賃貸である必要があります。
一般的な賃貸でも飼える場合が無くもないので、店舗相談時に確認してみてください。
ペット可賃貸物件は、管理費が高く敷金・礼金も高めに設定されています。
部屋を出て行った後の修繕費と共用部の清掃に手間がかかるからです。
バード飼育をしたいと思っている人にとっては、犬や猫の鳴き声、独特の臭いなどが苦手な人もいるでしょうから、部屋の見学の際にチェックしておかなければなりません。

 

★バード・鳥の室内飼育について

バードの種類によっては、騒音の原因になることもあります。
そのため、引っ越したら隣の部屋と上下の部屋へ挨拶を済ませておきましょう。
あえて鳥を飼っているという必要はないかもしれませんが、顔が分からないとトラブルになった時が面倒です。
事前の挨拶をしておくだけでも近所付き合いが変わりますので、室内飼育の際には重要な行事と思ってください。
また屋外飼育にする場合は、ベランダの景観も一つのポイントです。
契約時にベランダなどの屋外飼育が許されているのかどうかチェックしましょう。

 

★バード・鳥を飼うために

これまでに鳥の飼育をしたことがある人は、バード飼育・共同生活については不安も少ないかもしれません。
部屋のスペースを邪魔するものではありませんから、比較的飼いやすいペットといえます。
手がかからないため、食事の準備を忘れたり排泄をそのままにしたりとほったらかしにしてしまうことが起こりやすいです。
部屋の中の臭いの原因になってしまいますので、飼育の手抜きをしないようにしましょう。
また窓を開けっぱなしにしておくと逃げてしまうこともあります。
部屋の管理はしっかりしておくようにしましょう。

ドック飼育・共同生活

柴犬とシロツメクサの草原(昭和の森公園)
 

ドッグ飼育・共同生活をしたい人がペット可賃貸を探す場合は、見えていない条件をしっかりと押さえておく必要があります。
ドッグ飼育の場合、飼ってよい犬種の指定がされているマンションがあります。
これはしつけしやすく、吠えにくい犬に限ることで一緒に住んでいる住人に迷惑をかけないようにするためです。
内緒で飼うと必ずトラブルが起こります。
契約条件はしっかりと把握したうえで、周りに住んでいる人への気遣いも忘れないようにしましょう。

 

★ペット可賃貸の探し方

まず、ネットでペット可賃貸物件を探してみましょう。
大体想定している条件で検索をすると、あまりヒットしないことが分かるでしょう。
ペット可賃貸物件自体があまり多くないのと、条件が厳しい物件が多いのです。
今住んでいるところから近場で探すのであれば、家賃上限を5千円から1万円ほど上げた方がいいですね。
家賃以外の管理費も高いところが多いですから、一緒にチェックして1か月の費用を頭に入れておいてください。

 

★室内飼育について

犬・ドッグを室内飼育する場合、ストレスを溜めすぎないようにしてあげなければなりません。
賃貸物件の費用を落とそうと思うとあまり広い部屋を望むわけにもいかず、運動不足になってしまうことがあります。
日常からの健康維持には注意をして、朝や夜でもいいので散歩に連れて行ってあげるようにしましょう。
ペット可賃貸で共同生活を開始した頃は、外に出ていってしまう事が考えられますので、迷子にならないように注意してあげ、他の住人の方へのマナーとしてリールは必ずつけて外に出るようにしてください。

 

★ドック飼育・共同生活の注意点

犬と共同生活をする場合、犬の種類によって違う性格を飼い主のあなたが理解しておかなければなりません。
思ったより吠える犬であれば、隣人から文句が上がることも考えられます。
またトイレ教育についても難しい犬がいますし、暴れまくる犬もいます。
好きな犬を飼うのが一番ではありますが、ペット可賃貸物件に適している犬を選ぶことも重要なことなのです。
部屋が汚れやすくなると思いますが、こまめに掃除をして、清潔感ある共同生活を楽しんでみてください。

キャット飼育・共同生活

cat
 

とにかく猫が好きだからこれから初めて飼いたいという方、賃貸物件を探すのも大変ですよね。
ペット可の賃貸物件は数が多いわけではなく、室内飼育をどのようにすればいいか分からないものです。
ここではキャット飼育・共同生活についての注意点をまとめます。

★ペット可賃貸物件を探そう

キャット飼育・共同生活をしたい場合は、まず住む場所が必要です。
現在一般的な賃貸物件に住んでいる人がペット可賃貸を探す場合は、今よりも費用がかかることを覚悟しておきましょう。
家賃や管理費だけではなく、敷金礼金も注意しておく必要があります。
また現在よりも駅から遠くなる、少し部屋が狭くなる、といった妥協点を見つけて費用を抑えることもできます。
店頭相談をするか実際に猫を飼っている友人に相談してみてもいいでしょう。

 

★室内飼育について

キャット飼育について、猫が好きな人にとっては手間も楽しみに変わる事でしょう。
賃貸物件で室内飼育をする場合、注意しなければならないポイントをまとめます。
まず最初にするのがトイレの教育です。
猫はしっかりとトイレ教育をしておけば、そこらじゅうでおしっこをするようなことはありません。
共同生活をする上で、掃除をする手間も省けますし、他の家具を汚すこともありません。
次に猫が遊べるものを用意しましょう。
あえて上りやすい高い棚を準備するのも1つですし、猫が遊べるおもちゃを与えてあげてもいいです。
仕事や学校に行く際には家に置いていくことになるでしょうから、部屋が荒らされることのないようにしておきましょう。
よく壊されるのが電源コードです。テレビや充電器のコードが噛みちぎられることがあります。
できれば壁を通るように設置して、届かないようにしておくのも1つの解決策になりますね。

 

★キャットの健康について

購入した時点で予防接種は打たれていると思いますが、健康維持をするために何をすればいいのか動物病院やペットショップで相談をしておきましょう。
行きつけのお店や病院ができるようになれば、相談も身軽にできるようになります。
キャット飼育・共同生活をする上では犠牲にしなければならない時間や物、お金が増えるでしょうが、猫の可愛さでカバーしてみてください。
準備をしっかりとしておけば、きっと楽しい共同生活になるでしょう。